
「営業の最前線を支える」
内勤営業として築く
信頼の形
People and Work 人・仕事を知る
社員たちのリアルな声

PROFILE プロフィール
- 名前
- K.M.
- 入社年
- 2021年 中途入社
- 卒業学部
- 文系
- 職種
- 内勤営業(一般事務職)
- 所属
- 本社営業部
キャリアの変遷
—「外回りの営業」から「支える営業」へ
新卒で生命保険の営業職に就いたものの、1年で転職を決意しました。営業職自体は嫌いではなかったのですが、「知らない人に自分から話しかけて契約を取る」ことに抵抗がありました。毎日新しい企業へ訪問し、保険の提案をする。お客様との信頼関係を築く前に、「まず話を聞いてもらう」という壁がありました。
「営業の仕事は好き。でも、もっと自分に合った営業スタイルがあるのでは?」
そう考えて転職活動を始めたときに出会ったのが、藤川伝導機の内勤営業の仕事でした。外勤営業のように直接お客様を訪問するわけではありませんが、電話やメールを通じてお客様とやり取りを重ね、受発注の調整を行う——まさに「営業を支える仕事」。
最初は電話対応に苦労しました。前職では対面営業が中心だったため、顔の見えないやり取りに戸惑うこともありました。しかし、経験を積むうちに「声だけで信頼関係を築く」ことの面白さに気づきました。
「K.M.さんにお願いしたい」
お客様にそう言われるようになったとき、この仕事のやりがいを強く感じました。
人と話すことが好き
—学生時代に培った「つながり」の大切さ
大学時代は飲食店のホールスタッフとしてアルバイトを4年間続けていました。居酒屋の接客業は、想像以上に学びが多い仕事でした。特に、お客様が「また来たい」と思う店の雰囲気づくりに興味を持ちました。
忙しい日でも、常連のお客様と笑顔で会話を交わす。注文の仕方や好みを覚えておくことで、ちょっとした気遣いができる。そうした積み重ねが、お客様との距離を縮めることを実感しました。
今の仕事でも、お客様との信頼関係を築くうえで「会話の質」が大切だと感じます。ただ注文を受けて処理するだけではなく、「このお客様は何を求めているのか?」を考えながら対応すること。大学時代の経験が、今の仕事に生きていると感じています。
仕事のやりがい
—お客様の「頼れる存在」になること
内勤営業の役割は、外勤営業を支えるだけではありません。むしろ、お客様と直接やり取りする機会は非常に多く、「電話の向こうの営業担当」としての責任があります。
あるお客様から、「納期が厳しいけど、なんとか間に合わせられないか」と相談を受けたことがありました。メーカー様に確認すると、通常より時間がかかるとの返答。ですが、「どうしても必要」というお客様の事情を考え、何度もメーカー様と交渉し、納期を1週間短縮することに成功しました。
後日、そのお客様から「本当に助かった!K.M.さんのおかげです」と感謝の言葉をいただきました。こうしたやり取りを積み重ねることで、「K.M.さんに任せれば大丈夫」と思ってもらえる——これこそが、内勤営業としてのやりがいだと感じます。
今後の目標
—「もっとお客様に寄り添う内勤営業」へ
今後は、お客様へのフォローをもっと積極的に行いたいと考えています。たとえば、高額な見積もりを出した際には、外勤営業だけでなく、内勤営業の立場からも「その後どうですか?」とフォローできるようになりたい。
また、後輩の指導にも力を入れていきたいです。これまでの私は感覚的に仕事を進めることが多かったのですが、後輩に教える立場になったときに「分かりやすく伝える力」が必要だと感じました。理論的に説明できるように、自分自身の仕事のやり方を見直していきたいです。
DAILY SCHEDULE
1日のスケジュール
- 8:30
- 出社
- 9:00
- 見積もり作成、注文処理、
メーカーとの納期調整
- 10:00
- お客様からの問い合わせ対応
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 午後の業務開始、
受注処理・電話対応
- 16:00
- 発注業務、ダブルチェック
- 17:30
- 退社